三陸の魚料理を
世界に発信しよう
当社は、世界に誇る「三陸漁場」を拠点として、魚料理の美味しさを全国に広げる事業を展開してきました。お客 様の多くは子育てを終えられた60才以上で、手軽で安心できる美味しい料理を求めている方々です。私達は、震 災後にこの市場に集中することで、7年間で180%の成長を成し遂げてきました。高齢化市場は、今後も首都圏 など全国、そして海外でも拡大します。是非、一緒に三陸のお魚料理を全国へ、そして世界に発信していきましょう。
全国からのおたより
小野食品は、「三陸おのや」ブランドで、様々な魚料理を直接、消費者の皆様にお届けしています。
毎月の定期購入者は4万人を超え、お客様より何百通のお手紙が届きます。
当社はそれらの手紙に全て目を通し、喜んで頂いている点は社内で共有し、
お叱りを頂いている点は社員一丸となって 商品改善に努めています。
お客様と直接コミュニケーションをとって商品づくりをできることが当社の強みです。
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魚の大好きな妻と娘が定期的に届く日を楽しみにしています。届くたびに、本当に「おいしいね」「おいしいね」と言いながら食べています。ありがとうございます。今後、届くのを首を長くして待っています。
埼玉県 T・N様 -
実家の母(90才)は今も一人で自立して生活していますが、買い物に行くのが辛そうです。家にあった「おのや」さんの冷凍パックを持って行ったところ「とてもおいしい!」と喜んでくれました。今月から母の分も注文することにしました。
京都府 M・S様 -
毎日お弁当を作っているので主にお弁当のオカズとして利用しています。
汁の出ない焼き物の方がありがたいです。今後ともおいしいお魚を楽しみにしていますので宜しくお願いします。
長崎県 A・K様
わたしたちの仕事
製造一課の仕事
私は製造一課に所属しており、釜石工場で様々な魚を切ったり、湯通しなどの味付け前の下ごしらえしています。はじめは料理をしたことがなく不安でしたが、先輩と話しやすい雰囲気があり、親切に仕事などを教えてくれます。この仕事を始めて、買っていただいたお客様に「美味かったよ」と感謝の言葉を頂いたときにやりがいを感じるようになりました。
岩手県立大槌高校卒業
佐々木龍太
製造二課の仕事
焼き上がった魚の包装工程を担当しており、異物や規格外(標準的な形でないものや壊れなど)に気を付けながら作業しています。また、製品になったパックやダンボールに貼る賞味期限のシールを作成する仕事も担当しています。近くのスーパーで自分が携わった商品を買ってくださる人の笑顔を直に見ることが出来るので、やりがいを感じることが出来ます。
岩手県立大槌高校卒業
佐藤美和
お客様対応
リーダーの仕事
北海道から沖縄まで、全国にいらっしゃる三陸おのやのお客様の対応をしています。お客様からはご注文をいただくだけではなく、ご質問にお答えする事やご相談を聞いたりする事もあります。お客様とコミュニケーションを図り、商品開発や改良、サービス向上のヒントを頂き、社内へ共有します。「注文して良かった」の言葉が一番うれしいです。
岩手県立釜石商工高校卒業
鈴木宣明
商品開発
リーダーの仕事
私の仕事は、新商品の開発、今売れている商品の改良、サンプル準備、商品のパッケージの検討、開発した商品の製造確認などです。お客様とコミュニケーションを取りながら商品開発し、自分の手がけた商品が製造・販売され、お客様から「美味しい」との声が届いた時が一番嬉しいです。高校生の時に欲しかった、調理師の資格も取る事ができました。
岩手県立宮古商業高校卒業
多田栄子
工場の1日
事業内容
私たちは、「豊かな漁場である三陸地域」の岩手県釜石市にある食品製造メーカーです。
煮魚・焼魚など調理済み冷凍食品に特化し、業務用商品の販売 及び、消費者向けの通信販売事業を行っています。
販売先は地元東北だけではなく、日本全国 及び アジアにも広がっています。
通信販売事業は震災後大きく伸長し、現在、頒布会の月間発送件数は4万人を超えています。
通販ビジネス
美味しい魚料理を求める、中高年層をターゲットとして展開。人気商品「海のごちそう頒布会」の月間発送件数は4万件を超え、国内最大規模。自社コールセンターを持つことでお客様とコミュニケーションをとり、会員様の商品評価をダイレクトに次の商品開発に活かしている。
高齢者市場開拓
介護施設や病院での食事をターゲットに岩手県立大学等と共同開発した「やわらか煮魚・ふっくら焼魚シリーズ」。
全国の卸売業者通じて販売網を構築。安価な輸入品と競合しながらも、品質を評価頂き、シェアを拡大中。2017年より毎年東京ビッグサイトで行われるメディケアフーズ展に出展。既存の卸売ルートとは別に大手給食会社や大手百貨店に向けた商談にも取り組んでいる。
海外市場開拓
香港・シンガポールを中心に和食ニーズの高まりを捉えようと営業活動を実施中。2016年12月、日本貿易振興機構(ジェトロ)の輸出有望案件事業に採択され、輸出ノウハウの支援を受けている。海外向け商品開発はこれからの課題。
業績と将来性
自社通販事業や業務用高齢者向けビジネスに挑戦し続けることで、価値が生み出され、
結果、生産を担う三陸地域が活性化され、雇用を生み出すことができると信じています。
マーケットの拡大が期待できます
小野食品は、全国でも最大規模の通販事業を持つと共に、東京営業所を足掛かりに高齢者向け業務用商品も急成長させています。
実はルートは違うにせよ、どちらの事業も、最終的に当社商品を食べて頂く方は高齢者の方が多いのです。高齢者の人口増加は2040年頃まで続くため、今後も安定的なマーケットの拡大が期待されます。
新たなチャレンジ
高齢者マーケットと対照的に、産声をあげたばかりの事業は海外事業です。
2019年度の売上見込みは、香港・シンガポール向けに500万円 と小さな事業ではありますが、今後の伸びに期待し、粘り強く商品開発・営業活動を続けていきます。